• 福岡銀行カードローンの審査は厳しいのか
  • 審査を通過するためにはどうしたらいいのか

福岡銀行カードローンを検討している人は、上記のように考えている人も多いのではないでしょうか。

福岡銀行カードローンの審査は特段厳しい訳ではありませんが、審査を通過するためにはポイントを押さえておくと安心です。

審査を通過するためのポイントや、申し込みから借り入れの流れをわかりやすく解説していきます。

この記事でわかること

  • 福岡銀行カードローンの審査では返済能力と信用度が重要視される
  • 福岡銀行カードローンの審査に落ちる原因は7つある
  • 福岡銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れ
  • 福岡銀行カードローンのメリットとデメリット

福岡銀行カードローンは最大1000万円の高限度額が魅力

福岡銀行とは地方を営業拠点にしている、地方銀行のひとつです。

福岡県を中心として、九州各地に支店を展開しています。

福岡銀行で商品化されている福岡銀行カードローンは、銀行カードローンならではの低金利となっているため、できるだけ利息を抑えたい人に向いています。

福岡銀行カードローンは地方銀行ながら、最大1000万円の借り入れが可能となる点が魅力です。

高額な借り入れの予定がある場合でも、利息の総額を抑えられます。

福岡銀行カードローンの審査基準は返済能力と信用度が重要視される

福岡銀行カードローンの審査基準は返済能力と信用度が重要視される

福岡銀行カードローンの審査は厳しいのでしょうか、あるいは他の銀行カードローンと比べて緩いのでしょうか。

審査基準についてはどんなに良い条件の銀行カードローンでも、通過できないと借り入れができないため、最も気になる点のひとつなのではないでしょうか。

福岡銀行カードローンの審査は、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス(株)の審査もあわせて通過する必要があるため、二重審査となります。

しかし福岡銀行カードローンの審査基準は、一般的な銀行カードローンに比べて、特段厳しいわけではありません。

明確な審査通過の条件が提示されているわけではありませんが、審査基準は主に返済能力と信用度が大きく関わってきます。

審査のときに考えられるポイントを、解説したいと思います。

希望限度額は収入に見合っているか

福岡銀行カードローンの希望限度額は、年収の3分の1以内での申し込みが目安となります。

福岡銀行カードローンは総量規制対象外となりますが、制限なく借り入れができる訳ではありません。

実際には福岡銀行カードローンに限らず、各銀行で総量規制対象外の場合でも、一定の規制が設けられていると推測されます。

上記からも、希望限度額が目安となる、年収の3分の1以内になっていると審査に有利といえるでしょう。

信用情報の内容に問題がないか

信用情報とはクレジットカードや各種ローンの申し込み、支払いに関する情報です。

信用情報には個人がこれまで、どのような取引をしてきたのか5年間保管されています。

ただし、支払いを延滞や滞納している間は、5年を過ぎても記録が残り続けてしまいます。

福岡銀行カードローンの審査でも信用情報は重要視されるため、支払いの遅延、延滞や複数申し込みに関して問題がないと審査に有利です。

審査申し込みの内容に虚偽はないか

審査申し込み時には、年収や勤務年数等の個人情報を申告しますが、虚偽の申告をしていないか審査では確認します。

そのため、真実を正確に申告しましょう。

福岡銀行カードローンの審査に落ちる7つの原因

福岡銀行カードローンの審査に落ちる7つの原因

福岡銀行カードローンでは、どのような原因で審査に落ちてしまうのでしょうか。

考えられる7つの原因を、詳しく説明していきます。

審査の通過が可能なのか判断ができるため、ご自身の状況に照らし合わせてみましょう。

信用情報に傷がある

信用情報に傷がついている状況は、以下のとおりです。

  • クレジットカードや消費者金融の申し込みが短期間に集中している
  • 支払いを遅延している
  • 金融事故を起こしている

短期間でクレジットカードや消費者金融を複数申し込みすることを、多重申込みといいます。

明確な基準はありませんが、一般的には1ヶ月〜2ヶ月の間で3社以上の申込みが多重申込みとなります。

信用情報の保管期間は、通常5年間です。

しかしクレジットカード申込みの記録は信用機関に6ヶ月保管とされるため、6ヶ月たたずに3社を申し込むと多重申込みとなります。

他にも金融事故を起こしている場合は、信用情報に傷のある状況といえます。

金融事故については以下のとおりです。

  • 自己破産している
  • 61日以上の長期延滞、滞納
  • ショッピング枠の現金化

金融事故があった場合には基本的に、5年間お金を借りられません。

他社からの借り入れがある

他社の金融機関から借り入れがあり、以下に該当する場合は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

  • 他社からの返済が遅延、延滞している人
  • 他社で年収の3分の1以上借り入れをしている人
  • すでに3社以上の金融機関から借り入れをしている人

希望限度額が高い

希望限度額が高い

希望限度額を年収の3分の1以上にして申し込みをすると、返済が現実的に難しくなるため、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

返済能力の観点からも、希望限度額はご自身の年収を見て、返済可能な希望額を提示しましょう。

他社で借り入れがある場合は、他社の借入金も含めた総額が、≈になるように申し込みましょう。

勤続年数が短い

転職などの理由で勤続年数が1年未満の人は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

勤務年数が長い人ほど離職率も低いため、返済能力が高いと判断してもらえます。

収入が安定していない

毎月の収入が安定していない人は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

具体的には個人事業主で、月収が安定していない人が挙げられます。

パートやアルバイトでも申込みは可能ですが、シフト制等で月収が安定していない働き方をしている人も該当します。

勤務先への在籍確認がとれない

申告した勤務先への在籍確認がとれない場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。

必ずしも本人が電話に出る必要はありませんが、電話を受けた人が以下のような回答では在籍確認がとれません。

  • ◯◯という者はおりません。
  • 個人情報のためお答えできません。

連絡先は在籍が確認できるように、以下に気を付けて申告しましょう。

  • 本社等ではなくご自身が所属する支店や部署の連絡先
  • 派遣社員の場合は派遣元ではなく派遣先の連絡先

審査申し込みに虚偽の申告をする

虚偽の申告があると、審査に落ちる可能性が高くなります。

虚偽の申告は、バレなければ問題がないと思う人も少なくないでしょう。

しかし、過去の膨大なデータによって審査されるため、バレてしまう可能性が非常に高いです。

虚偽の申告は、絶対にしてはいけません

他にも、虚偽の申告をするつもりがなくても、記入ミスによって審査に落ちてしまう可能性もあるため、申告するときにはよく確認してから提出しましょう。

福岡銀行カードローンの商品の詳細

福岡銀行カードローンの商品の詳細

福岡銀行カードローンは、どのような人の利用に適しているのか、商品を詳しく解説していきます。

利用条件

福岡銀行カードローンを利用できる人は、以下のとおりです。

  • 20歳以上69歳以下で収入がある人(アルバイト、パート、年金受給者の人も申込みが可能)
  • 保証会社の保証が受けられる人
  • 居住地および勤務先が九州、山口の方、または福岡銀行の普通預金口座をお持ちの方

居住地および勤務地が九州、山口の人は口座を持っていなくても利用が可能です。

保証会社

福岡銀行カードローンの保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス(株)です。

SMBCコンシューマーファイナンス(株)とは大手消費者金融として有名なプロミス及びSMBCモビット審査の2つのサービスを展開している会社です。

借入金の使い道

借入金の使い道は自由なため、様々な用途で利用できます。

ただし、事業性資金としての利用はできません。

利用限度額

利用限度額は、10万円〜1,000万円となります。

10万円単位で、利用が可能です。

利用期間

利用期間は1年となっており、自動更新となります。

年齢制限に達するまでは特別な手続きは必要なく、自動更新されます。

ただし返済状況によっては、更新ができずに返済のみを続けていかなくてはなりません。

更新ができるように計画的に利用し、返済を遅延、延滞しないようにしましょう。

年間の融資利率

融資利率は固定金利となっており、年3.0%〜14.5%となります。

福岡銀行カードローンは、一般的な銀行カードローンと同等の金利です。

銀行カードローンは、消費者金融と比較した場合に金利は低くなります。

利用限度額に応じた金利は、以下のとおりです。

融資限度額金利
10万円~100万円14.50%
100万円超~200万円12.00%
200万円超~300万円10.00%
300万円超~400万円8.00%
400万円超~500万円7.00%
500万円超~600万円6.00%
600万円超~700万円5.00%
700万円超~800万円4.00%
800万円超~1000万円3.00%

福岡銀行カードローンの利用限度額を増やすには

福岡銀行カードローンの利用限度額の増額は、フリーコールで受け付けています。

電話番号は0120-608-292となっており、受付時間は9:00〜20:00です。

増額を申し込むと、増額審査が必ず行われます。

増額審査は、初回申し込みのときとは異なる情報をもとにおこなわれる審査です。

増額によって銀行側は、追加で融資をおこなわなくてはいけないため、申し込み時よりも慎重な審査となる傾向があります。

審査に通過し、利用限度額の増加ができると金利が下がるメリットがありますが、申し込むときには以下のようなリスクもあります。

  • お金が必要なタイミングまで間に合わない
  • 審査結果によっては減額される可能性もある
  • 審査中の借り入れができない

利用限度額を増やす場合は、上記のリスクを理解した上で申し込みましょう。

福岡銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れ

福岡銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れ

福岡銀行カードローンの申し込みをするには、必要書類を準備するところからスタートします。

必要書類の準備から借り入れできるまで、詳しく解説していきます。

必要書類を準備

必要書類を前もって準備をしておくと、スムーズに申し込みができます。

福岡銀行カードローンの申し込みに必要な書類は、以下のとおりです。

1.本人確認書類

原則、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード(個人番号カード)のいずれかが必要です。

郵送で申し込む場合は、複数の本人確認書類が必要となるため、あらかじめ準備しておきましょう。

2.収入確認書類

ご利用限度額が50万円を超える場合、収入を確認する資料が必要です。

給与所得の人は、以下のいずれかが必要です。

  • 所得証明書
  • 源泉徴収票
  • 給与明細

自営業者の人は、以下のいずれかが必要です。

  • 納税証明
  • 確定申告書

申し込み

申し込み方法は、以下のとおりです。

  • 電話
  • スマホ
  • PC
  • 郵送
  • FAX
  • 窓口

スマホ、PCからのWebからの申し込みは、必要書類もアップロードによって提出が可能です。

しかし申し込み後に送られてくるショートメールからEメールアドレスを登録し、登録したEメールアドレス宛てに届くURLから、必要書類を提出する場合もあります。

そのため、前もって@upload.fukuoka-fg.comのドメインからのメールを受信できるようにしておくと安心です。

FAXでの申し込みは、ホームページでFAX専用申込書がダウンロード可能なため、専用申込書を利用します。

審査

審査結果は通常5日〜7日程度で電話、または郵送で通知されます。

審査の際、在籍確認とは別にPC、スマホで申し込みをした場合に限り本人確認と申し込みの意思確認のため、電話がかかってきます。

契約手続き

郵送で契約書類が届きます。

内容をよく確認して自署、捺印をして返送します。

福岡銀行カードローンから届く郵送物は、福岡銀行からの親展で届きます。

家族に見られてもカードローンとわからない配慮がされているため、家族にバレずに安心です。

カード発行

電話で契約内容を確認後、カードが発行されます。

カードが届けば、借り入れ可能です。

福岡銀行カードローンの申し込みから借り入れまでは、1週間〜10日程度かかります。

状況によっては、3週間程度かかる場合もあります。

必要な時に借り入れができるように、利用を検討している人は早めに申し込みを済ませておきましょう。

福岡銀行カードローンはATMから借り入れが可能

福岡銀行カードローンはATMから借り入れが可能

福岡銀行カードローンは専用カードを利用して、ATMから借り入れができます。

利用可能な銀行、コンビニATMは以下のとおりです。

  • 福岡銀行
  • 熊本銀行
  • 十八親和銀行
  • ゆうちょ銀行
  • セブン銀行
  • ローソンATM
  • Enet(FamilyMart、dailyヤマザキ、ポプラ、ミニストップ)

借り入れは上記の銀行、コンビニATMで利用が可能ですが、時間帯によっては所定の手数料が必要な場合があります。

他にも、利用時間が各ATMによって異なるため、利用する前に確認しておきましょう。

福岡銀行カードローンの返済方法とシミュレーション

福岡銀行カードローンの返済方法は、口座引落型と直接入金型の2通りの方法があります。

通常の返済方法に加えて一括返済、随時返済があり、ご自身のライフスタイルに合わせて返済のスピードが調整できます。

返済方法を、詳しく解説していきます。

口座引落型は自動引き落としで返済できる

口座引落型で契約するには、福岡銀行の口座が必要です。

口座引落型の特徴は、以下のとおりです。

口座引落型
返済方法普通預金口座から引き落とし
返済日1日~26日のいずれかを指定

口座に返済額を入れておくと、自動で引き落とされるため、管理が簡単にできます。

返済日に関しても、返済日を自分で決められるため、給料日後に設定すると支払いの遅延もありません。

他にもATMで手数料がかからないため、口座を持っていると口座引落型は便利といえます。

直接入金型はATMから返済できる

直接入金型は福岡銀行の口座を持っていなくても、申し込みや利用が可能です。

直接入金型の特徴は以下の通りです。

直接入金型
返済方法ATMで入金または振り込み
返済日毎月14日

口座がなくてもATMで借り入れ、返済が可能ですが、時間帯や金融機関によっては手数料がかかってしまう可能性もあります。

他にも、毎月の返済日は固定のため、返済日に合わせてご自身で振り込みに行かなくてはなりません。

一括返済は窓口での手続きとなる

一括返済は、福岡銀行の窓口での手続きが必要となります。

一括返済を利用する場合は、利息分も合わせた金額を清算する必要があります。

随時返済はATMから可能

随時返済とは毎月の返済に加えて、任意の金額を返済していく方法です。

随時返済は、ATMからいつでも返済できます。

随時返済を利用すると完済までの期間が短くなり、完済が早まると、支払うはずだった利息を軽減できます。

資金に余裕のある月は、随時返済を利用していきましょう。

ただし随時返済を利用した場合でも、毎月の約定返済日には自動で引き落としされます。

自動引き落としができなかった場合には、支払い遅延となってしまうため注意しましょう。

借入金のシミュレーション

借入金のシミュレーションは、福岡銀行のホームページからおこなえます。

下記は実際にシミュレーションをした一部です。

借入期間は統一して1年としていますが、長期の計算も可能なため、ご自身のスタイルに合ったシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。

借入金10万円50万円100万円
借入期間1年1年1年
借入金利14.50%14.50%12.00%
毎月返済額9,002円45,011円88,848円
年間返済額108,024円540,132円1,066,176円

福岡銀行カードローンのメリットとデメリット

福岡銀行カードローンのメリットとデメリット

福岡銀行カードローンには、メリットとデメリットがそれぞれあります。

ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、利用するか検討するとよいでしょう。

福岡銀行カードローンの3つのメリット

福岡銀行カードローンのメリットについて、解説していきます。

最大1000万円までの融資が可能

福岡銀行カードローンでは最大1000万円の融資が受けられます。

大きな出費が控えている人には、おすすめといえます。

他にも、800万円〜1000万円までの借り入れであれば最低金利の3%が適用されます。

年金受給者やパートアルバイトでも申し込みできる

福岡銀行カードローンでは、年金受給者やパート、アルバイトも安定した収入があると判断されます。

年金受給者が、申込み不可となる銀行や消費者金融も少なくありません。

他社で申込みができなかった人も、福岡銀行なら申し込める可能性があります。

福岡銀行の口座を持っているとWebで完結できる

福岡銀行カードローンでは口座を持っていると、Webで申し込みから借り入れまで完結できます。

口座を持っていると自動引き落としにできる点もメリットといえます。

福岡銀行カードローンの3つのデメリット

福岡銀行カードローンには、デメリットもあります。

デメリットも理解した上で、申し込みをしましょう。

申し込みから借り入れまで日数がかかる

消費者金融に比べて銀行ローンは、借り入れまで時間がかかります。

消費者金融では、即日融資を取り扱っているところが多くありますが、反対に銀行カードローンでは即日融資を取り扱っているところは少数となります。

福岡銀行カードローンでは、口座を持っている人であれば3日〜4日で借り入れが可能です。

しかし、口座を持っていない人は1週間〜10日かかります。

場合によっては3週間程度かかる可能性もあるため、あらかじめ日数がかかることを念頭に置いておきましょう。

福岡銀行の口座を持っていない人は原則郵送で申し込みしなくてはならない

口座を持っていない人は、Webで申し込みができません

原則郵送での手続きとなるため、借り入れまでに時間がかかります。

他にも、郵送での手続きとなる場合は、複数の本人確認書類が必要となります。

全国対応していない

福岡銀行カードローンは、全国対応していません。

申し込みができる人は九州、山口の人に限られてしまうため、該当しない人は利用が難しいのが実情です。

口座を持っていると住まいや勤務先に関係なく、申し込みは可能となりますが、実際には福岡銀行の窓口は九州が9割以上を占めています。

そのため、該当の地域でないと利用が難しいといえます。

ほとんどの銀行カードローンでは、口座を持っていないと借り入れができませんが、福岡銀行カードローンは口座を持っていなくても借入できます。

消費者金融に比べて金利が低い銀行カードローンですが、福岡銀行カードローンなら口座を持っていなくても、低金利の銀行カードローンが利用可能です。

そのため、銀行カードローンの中でも借り入れがしやすいといえるのではないでしょうか。

福岡銀行カードローンの申し込みでは審査を通過できるようにポイントを押さえておきましょう。

他にも、借り入れするときはご自身で入念なシミュレーションをおこない、無理のない範囲で借り入れしましょう。